経済産業省ヘルスケア産業課の皆様が『アズハイム神宮の杜』をご見学いただきました。

2025年1月8日(水)、経済産業省ヘルスケア産業課の皆様が「アズハイム神宮の杜」をご見学いただきました。執行役員の中元からアズパートナーズの現在までの歩みやEGAO link®システム(※1)につき、資料を用いてご説明を行いました。シニア事業部の吉村からはモニターを用いてAIケアプラン(※2)、BIツール(※4)を実技にて説明を行いました。

特にEBCデータ(※3)、AIケアプラン、BIツールに興味、関心をもたれ、たくさんのご質問をいただきました。経済産業省ヘルスケア産業課情報チームの皆様から、PHR(※5)とアズパートナーズのEBCデータが類似しているというお話と共に、データに基づいた科学的介護に共感をいただけたました。

(※1)EGAO link®システムはスマートフォンひとつでセンサーを活用した見守り機能や記録の入力、さらにナースコールへの対応までスムーズに行うことが可能で、現場の業務効率化やサービス品質の向上に大きく寄与していたします。
(※2)AIケアプランはアズパートナーズが開発した生成系AIを用いたケアプラン自動作成ツールは、入居者一人ひとりのデータを基に、わずか数十秒でパーソナライズされたケアプランを提供いたします。大幅な時間削減を実現することができ、ケアマネージャーの業務負担の軽減にも大きく貢献できます。
(※3)EBCデータはEvidence-Based-Care(エビデンス・ベースド・ケア)の略称で 「科学的根拠に基づくケア」 を意味します。 ご入居者の介護度や食事・睡眠・活動・リハビリの状況など、約200の項目を定期的に集約しモニタリング。 科学的根拠に基づいたケアプラン作成や日々のサポート時に役立つデータのことでございます。
(※4)BIツールはEBCデータを自動的に集計・ビジュアル化(BI)することで、ご入居者のケア課題の特定が効率的に行えます。​ケアプラン目標も定量的なKPI設定が可能になる。​チーム内での情報共有もリアルタイムに実現することができます。​
(※5)PHR(パーソナルヘルスレコード)は「個人の健康状態、保健、医療、介護に関する履歴を一元的に集約したデータ」のことです。例えば、生まれたときから現在までの疾病履歴や治療・服薬履歴、出産履歴、現在の心身の状態(体重、血圧、体温など)、生活習慣、介護状態などがまとめられた記録でございます。

日経ヘルスケア編
介護サービス生産性向上ガイド
第5章
先進的な介護事業者のケースに見る生産性向上のヒント
175頁

ホーム内を2班に分かれてご見学いただきました。

1班見学
写真左から経済産業省ヘルスケア産業課の水口課長補佐、明石課長補佐、阿部課長補佐、橋本課長>

居室では、眠りCONNECTを用いた夜間の状況把握や、一定期間の睡眠状態を踏まえた睡眠薬等の調整などについて、説明いたしました。
EGAO link®システムを実際にお試しいただき、その便利さを実感していただきました。明石課長補佐より『入力の簡易化により利便性を向上させ、データ活用を見越した整理がされています。このような事も含めてご支援されている事がお困りになっている事業所に歓迎される点だと感じました。機器メーカーの皆さまではではなく、介護DXを実践している介護事業者だからか可能なご支援だと思います。』とご感想いただきました。
2班見学
<写真右から経済産業省ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室の杉田様、平井様、木村総括係長、出戸室長補佐>
施設をご見学いただいた後、スタッフ紹介ボードをご覧いただくと、若手社員が介護の現場で活躍している姿に驚かれるお客様が多くいらっしゃいます。特に、「これほど新卒社員が多い介護現場は初めて見た」とのお声をいただくことが少なくありません。

■質疑応答から一部ご紹介します

(水口様)他社の介護DX に向けたサービスとの違いは何でしょうか?
(中元)経営や運営を「コンサルティング」する法人様は多くいらっしゃいますが、わたしたちは「介護現場のサポート」が中心です。サービスの範囲は、ご要望に応じて、介護DX の導入支援から、現場のスタッフがスムーズに機器を活用していく定着支援、さらにデータに基づいてオペレーションの変革支援まで行います。

(明石様)IoT/ICT機器がない介護事業所への介護DXサポートはどの段階から行いますか?
(中元)まずは見学から始まるケースが多いです。 IoT/ICT機器のメーカーのみなさまや既に EGAO link®システムを導入いただいた介護事業所の皆さまからご紹介いただき、 IoT/ICT機器の活用法と共に介護DXサポートを説明していく中でサービスを提供する場合が多くあります。

(明石様)介護DXサポートは介護現場におけるOJTということになりますか?
(中元)わたしたちの介護DX サポートは、介護DX を現場で実践してきたスタッフが、オペレーターの立場から介護DX を導入するオペレーターの皆さまをサポートします。実際の介護現場でサポートするため、OJTということになります。また、わたしたちが導入しているEGAO link®システムに関わらず、お客さまのIoT/ICT機器を活用してサポートを行います。

アズパートナーズは、介護業界の生産性向上とサービスの質を高めるため、介護DXの推進に取り組んでいます。今後も多くの方々のご助言をいただきながら、取り組みを深化させ、業界の変革に向けて広く発信し、より良い未来の実現に貢献してまいります。

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