アズパートナーズ 第6回事例研究発表会開催!

2025年2月20日、アズハイムシリーズを運営する株式会社アズパートナーズ(東京都千代田区)は、「第6回 事例研究発表会」を開催しました。今年は、全47事業所がエントリーしました。
2024年5月から11月末までの約6ヶ月間、各事業所で<アセスメント・計画・実施・モニタリング>が行われ、1月にその成果の一次選考が実施されました。その中から選ばれた13事例が本選に進み、代表者による発表が行われました。
今回のテーマは、「ご入居者・ご利用者の望む暮らしを科学的に叶えられるようにする」
本研究では、EBC(エビデンスベースドケア)、NBC(ナラティブベースドケア)に基づき、自立支援介護を取り入れた事例研究を実施してまいりました。データ分析を活用し、科学的根拠をもとに個別対応を実施した研究となっております。
【事例研究発表会とは】
ご入居者・ご利用者が抱える生活課題を解消・軽減するために、多職種が連携し、介護現場での事例を科学的・客観的に研究し、理論的なプロセスで発表する場です。これにより、スタッフのスキル向上とサービスの質の向上を目指しています。
今後も、本研究発表会を通じて、より良い介護の実現に向けた取り組みを継続してまいります。

入賞した研究事例>
アズハイム神宮の杜
主題: 自立支援介護・過鎮静アプローチによる基礎能力向上と排泄機能・環境改善によるBPSDの改善
副題: 「私はテーラー」あの頃の自分を取り戻す
過鎮静状態からの脱却を目指し、排泄機能や環境改善に取り組んだ事例。基礎能力の向上が見られ、BPSD(認知症の行動・心理症状)改善に大きく貢献しました。

アズハイム綱島
主題: 世界観の理解
副題: 認知症ケアへの実現性
認知症のご利用者に対する適切な支援を行うため、その方の「世界観」を理解し、ケアの実現性を検証した事例。

アズハイム城東公園
主題: アズハイム城東公園のかなめ
副題: 認知機能低下の中でも自慢の味をもう一度
人生の中で最も活気のあった時代を思い出せるよう、スタッフがその時代に寄り添いながら支援を行った事例。認知機能が低下しても、生活の楽しみを取り戻せるよう取り組みました。

特別賞:アズハイム町田デイサービスセンター
主題: デイサービス利用により得られる心身機能の向上
副題: 自宅での活動UPを目指して
ご本人とご家族が共に考え、暮らしの在り方を共創することで、日常生活の活動量が増加し、心身機能の向上に繋がった事例。

【受賞者の声】
・研究が終了した後も活動的な生活が継続できているようで、そのお話を聞くことが楽しみになっています。研究がきっかけでご本人の生活に良い変化をもたらすことができました!
・元々、自分で考えて行動することが苦手でしたが、事例研究の代表をやりたいと思い手を上げました。仲間の協力に感謝しています。
・対象のご入居者の笑顔が増えたことが嬉しいです。研究は大変でしたが、達成感を感じることができました。
【参加者の声】
・自信をもって発表することができており、プレゼン力が向上していると感じた。発表者の理解度が高く、説得力があり、科学的介護の進化がすごい。
・役割を持つことで、ご入居者の生活の質が向上している。
・研究を通して、ご入居者が変化していく姿に感動している。
・アセスメントとケアの手法が科学的に確立されており、実践しやすいと感じた。
介護の経験が浅かったりブランクがあっても、何を確認してどうするべきかが分かりやすかった。
・1つの事例が抜きんでているのではなく、どれも質が高い研究であると感じた。
今年も先進的な研究が発表され、参加者同士が学び合いながら、さらなるサービス向上への歩みを進めています。今後の事例研究も楽しみです。

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